激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
■大手チェーンストア５月の売上高は、ヨーロッパの債務問題の影響をうけ消費者の不安定さを露呈するものとなった。
コストコが発表した既存店・売上高前年同月比は、為替変動により海外店が17％増となり７％の国内とあわせ、９％増と予想（9.7％）を若干下回った。変動幅の大きいガソリン販売や為替を調整した場合は５％の増加だ。ターゲットの４月の既存店ベースは、予想の1.2％増とほぼ同じ1.3％の増加となった。
オフプライスのＴＪＸは、予想の2.7％増を上回る４％の増加。強気の出店を行っているコールズは、予想の1.5％増を大きく上回る3.
債券滝マイル5％増となった。３月に久々に前年を上回ったＪＣペニーの５月の既存店は、予想の0.6％減を大きく下回る1.8％減となり、２ヶ月連続で前年を下回った。
ギャップは、本体のギャップが２％減（予想0.7％減）、バナナリパブリックが１％増（予想3.6％増）、オールドネイビーの１％増（予想1.7％増）と３事業とも予想を下回ったものの、海外店が８％増と全体を牽引した結果、ギャップ全体では１％の増加と予想の0.6％増を上回った。リミテッド・ブランドは予想の2.1％増を大幅に上回る５％の増加だ。ティーンアパレルのアバクロも予想（2.3％減）より悪い３％減となり、２ヶ月連続で前年を下回っている。アメリカンイーグルアウトフィッターズも予想の2.
ツインフォールズリゾートウェストバージニア州5％減を下回る３％減だ。
高級デパートでは、元気のよかったノードストロームが予想（4.8％増）を下回る3.7％増となった。メーシーズは予想の0.9％増を上回る1.4％増。サックス・フィフス・アベニューは予想の４％増を上回る5.8％の増加、ニーマンマーカスは5.6％増となった。
＊トップ画像：既存店・売上高前年同月比が再び連続して前年を下回ったアバクロ。ティーンリテーラーは総じて弱い。
〈主な小売チェーン〉
５月既存店売上高前年同月比
ウォルマート： 発表中止
サムズ・クラブ： 発表中止
ターゲット： 1.3％増
コストコ・ホールセール：9.0％増
ウォルグリーン： 0.2％減
ライトエイド： 1.7％減
ＴＪＸ： 4.0％増
スギナ滝オレゴン州
リミテッド： 5.0％増
ギャップ： 1.0％増
コールズ： 3.5％増
アバクロンビー＆フィッチ： 3.0％減
アメリカンイーグル・アウトフィッターズ： 3.0％減
ＪＣペニー： 1.8％減
メーシーズ： 1.4％増
ノードストローム： 3.7％増
ニーマン・マーカス： 5.6％増
サックスフィフス・アヴェニュー： 5.8％増 続きを読む
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