ロッキー山脈越え 長い一日 コロラド ユタ
ロッキー山脈越え 長い一日 <コロラド> <ユタ> |
4-9
曇り、強風。山の中なので寒い。昨夜の内にジーパンの中にジャージをはきこんでおいた。
ロッキー山脈越えを思った時に、自分の中で何かがシフトした。疲れ切っているはずだったが、どこからかエネルギーが湧いてきた。不思議だ。まるでロッキーが俺を呼んでいるように感じた。この時、5,6時には起きただろうか。
コロラドスプリングス周辺のGods Rock やPikes Peak(パイクス・ピーク)。それにロッキー国立公園に行くプランも考えたが、地図上の距離と時間を勘定するとやはり時間が足りない。おみやげ屋でその辺の気温を尋ねてみても、やはり寒いよう。0〜5Cとのことだ。
自分を納得させて、そのポイントには行かないと決めた。口惜しかったので、昨夜のおみやげ屋でそのポイントのポストカードを大量に買い込んだ。行って自分で写真は撮れないが、プロが撮った写真で我慢する事にした。
8,9時にガスを入れてFJを後にする。風が強すぎて、窓ふき用の紙が飛ばされて工事中のエリアに舞っていった。余りの強風に回収が追いつかない。あーあ、仕方がないや。
ルートプランは、I-70, US-hwy 6, US-hwy 50, US-hwy 395 で、デンバー(Denver)、グランドジャンクション(Grand Jct)、サリナ(Salina)、ネフィ(Nephi)、エリイ(Ely)、ビショップ(Bishop)、ヨセミテ国立公園(Yosemite NP)、サンフランシスコにした。
山を次々と越えていくルートで、町も小さい町しかない。
デンバー郊外の田舎道は、ニューメキシコ州のsky city, Alamo を思わせた道だった。標高が高いのだ。久しぶりのこの感じ。標高が高い。ロッキーを身近に感じた。
1 Mile City のデンバー。結構都会だ。日本で言えば、長野県の松本市だろうか。それでもデンバーの格好良さは日本とは比べられない。都市部を抜け、山の入り口でインフォメーションセンターに寄る。
大きなログハウス風の建物。入るとすぐに左手にお土産屋、奥にレストランとバーがある。おみやげ屋がインフォメーションセンターだった。店員のおば・お姉さんから親切な案内を受ける。ルートプランと天気、道路状況を話し合った。
今いるコロラド州を抜けて、ユタ州も抜けて、ネバダ州のEly(エリイ)辺りはスノーストームでヤバイとの事。え?? マジ!!?
ネットで天気情報や現在の道路動画を見せて貰った。そして、別ルートを推奨された。デンバーに戻りI-80 を使う事や、I-70, I-15, Las Vegas, I-5 を使うルートだ。
後者のルートは南へ逃げて雪の心配がない変わりに、かなりの遠回りになる。前者のルートは、一旦デンバーに戻らねばならないので多少のロスがある。
とりあえず、I-70 をこのまま西へ進み天気や道路状況の様子を見る事にした。I-70 の道路状況はこことここがフラットでと教えられた。この時は、話半分に聞いていたのだが、実際走ってみるとかなりの勾配の道だった。
ろくにTVや新聞、ネットで天気の情報収集をしてこなかった自分。ロッキーの入り口で「スノーストーム!!」と冷や水を食らったことが笑えた。
最悪、迂回して遠回りになり、車の返却に間に合わないかもしれない。しかし、ここから見えるだけでもロッキー山脈はとても険しく雄大だ。大変そうに見えるが、この状況を楽しみながら切り抜けようと感じた。
最後にバッファローの飾りの前で記念撮影。案内係のお姉さんがカメラのシャッターを押してくれた。気持ちのよい案内所だ。
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I-70 へ戻る。高速の入り口、間違えて反対車線(つまり、出口用の道路)に入ったがなぜか用事を思い出して空きスペースに停車。パーキング中に車内で用事を済ますと、俺が向かっていた方向から車が出てくるのに気付いた。
そのまま入っていったら、高速を逆走する所だった。危ない、危ない。Uターンして脱出。標識通りに進んだのに、この結果。USの標識は紛らわしい、突然現れる、数が少ないなどかなり不親切。
I-70 はかなり急な上り坂だった。30-50MPH までしかスピードが出ない。大排気量車やピックアップ、RV車などは速い。モノともせずに駆け上がっていった。雪山が出現し、驚く。雄大なのだ。進むに従い巨大な山脈に囲まれる。デカイデカイ・・・デカイ。
ハンドルを握りながら、シャッターを切る。ロッキー山脈の雄大さにはため息と畏敬の念しか出なかった。道沿いの落石注意のエリア(日本のようにネットや壁で対応している所は少ない。自然のままにというのがUS流。地震が少ない事もあるだろう。)や、道路と迫り来る山の高低差がスゴイことなんの。言葉にならなかった。
長野県の山々や富士山では比べものにはならない。富士山は確かに高いが、ぽつんと富士山があるだけだ。この辺は、富士山級の山々やそれ以上の山々がゴロゴロある。
富士山� ��標高は3776m だが、この辺は4000m を越える山もあった。
この時口惜しいと思った事は、カメラがズーム用なことだった。あの巨大な山脈をそのままには撮れなかった。大きさを合わせようとすると、ズームしなければならず展望が狭くなる。つまり、そのまま撮ると実物よりも小さくなるのだ。
かといって大きく写そうとすると、広さが犠牲になる。俺のカメラは半分オートで半分手動で、いくつか自分で設定できる所が大いに助かった所だ。そしてズームも40倍はあるので遠くのものを撮ったり、遠くのものを確認するのに役に立つ。
しかし、広角(風景・景色)には弱い事と、夜の撮影には向かないことが弱点だった。これまでは目をつぶれた弱点だったが、さすがにロッキー山脈の実物の風景を残せなかった事は悔やまれた。
それ程に凄まじい山脈だったからだ。 あれだけデカイと、険しさを通り越して感心してしまう。もし、一眼レフカメラがあればレンズを取り替えてズームと広角を使い分ける事ができただろう。
しかし、この時の自分の撮影スタイルはカメラを首からぶら下げて運転していた。シャッターチャンスがあればハンドルを握りながらシャッターを押すという、クレイジーなスタイルだったので大きな一眼レフではダメだっただろう。
何だかんだ言っても、最も適したカメラだったのかもしれない。普通はハンドル握りながら写真は撮らないが。
アップダウン、カーブ。路面が濡れている下りでハイドロプレーン現象をわずかに体験。もちろん、スピードは緩め。追い越されまくり。深い峡谷の中を走る。狭い、しかし町が点在。スキーリゾートの町。Gas, Food, Lodding の看板も健在で、ホッとする。
ガスを入れに下道に降りたら、なぜかスキー場の駐車場に迷い込み雪と迷子に不安になった。GSで同じ車種に乗る人がいたので「雪道ではこの車どう?」と尋ねるが、その人は雪道は走らないそうだ。やっぱり、そうだよなぁ。2ドアのセダンでは。この先雪が降ったら、どうしようかなぁ。
ロッキー山中のI-70 はUSにしては峡谷で狭い道だ。険しさ、迫力はスサマジイ。しかし、インターステートはきれいで広い道。よくもこんな所に。と、走っているとかすかに雪が舞ってきた。不安に思っていたら吹雪いてきた!!
高速を降りてスーパーへ避難。べーグルを調達し道・天候状況を聞くが、暇そうにしているのは女性だけ。彼女たちに聞いても分からないの答え。
普通に考えれば、こんな山深い所で気温が0C近くて雪が舞っていれば引き返すのが常識だろう。おまけにタイヤはノーマル。それでもUSは広い広すぎる。時間がない。迂回などはしていられなかった。
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地図を見る。標高のピークはこの辺。4000m 級だった。これから先は下るだけ。デンバーに戻る事を真剣に考えた。地図を見ると、デンバーからは余り距離を稼いではいない。先ほどまでのアップダウンをまた走るのか・・・。
外に出ると雪は止んでいた。やばそうだが、行けると踏んだ。行く。吹雪の時の気温は5C位だった。上空では0Cを下回っているのだろう。
「いったい、この先この険しい山々がどこまで続いているのだろう」と、雪・凍結、過疎を心配しながら走る。何と言っても、巨大な山脈が延々と続いているのだから。勾配もきついし、ズームカメラで撮った写真ではあの巨大さは伝わらないが。
山をどんどん下る。上りもあるが圧倒的に標高を下げていく。思った通りだ。標高のピークは過ぎた。温度計も40-45F(5-7C) を指し、下るに従い気温も上がる。西へ。
赤い岩や小川(Creek)、どでかい山が壁になっているのを横目に進む。途中で北海道の大雪山の盆地のような場所があった。Eagle という集落。通り過ぎてしまったのでUターンして高速を降りた。広い盆地と小川。すっごい。
その風景と空気、こんなところに今自分がいるのだなと浸っていた。地元の人の庭先、カーボーイらしき男性が薪割りをしているのを見ていた。小川沿いから小川の写真を撮る。
すると、先ほどのカーボーイの飼い犬が見えた。カメラのズームでみると、きちんとオスワリをして俺の方を見ていた。
こんな通りすがりの旅人の俺に敬意を払ってくれているように感じて嬉しかった。その犬もカメラに納めた。ロッキー山脈、自分、犬君。この大地と自分がシンクロしているように思えた。
高速沿いに小さな湖、Wilmore Lake 緑色をしていた。カモもいる。近くに街もあり、峡谷の広い所にボコンと出現。よくもこんな険しい所に・・・。
Wal-Mart, Subway(サンドイッチのチェーン)、GS,マーシャルアーツの道場(漢字有り)と豊かだ・・・。と、道草を食っていたらもうPM 4,5 時だ。すごく楽しいが、進度が遅いのが悩み。
地底の底を走るようなI-70、まるでグランドキャニオンの底に高速があるようだった。この形容の仕方は全然大げさではない。実際にそういう場所があるのだ。地の底を小川とアムトラック(電車)が、高速と併走して心強く嬉しくなる。一緒に走ろう。
荒々しい峡谷。トンネルがあり、トンネルの名にアイゼンハワー元大統領(Eithenher Tunnel)が付いていた。確かに、インターステート(高速)網を作った人だからなぁ。しつこいようだが、よくもこんな所に・・・。
この日の天気は、曇り、晴れ、雪、曇り、雨などと雨や雪が降ったり止んだりと山の天気だった。竜巻以外の天候は経験した(笑)。茶色の川が雨の中を濁流として流れる。出口で一旦降りて、ジャリスペースに停車。
茶色のワイルドな川をパシャパシャと写真を撮る。近くにGS(Conoco)が一軒。よくも・・・こんな所に(略)。地底の底を走り、川の名の標識を見た。"Colorado River" 「コロラド川」。これか!!! この川が、グランドキャニオンに流れ、R66沿いに砂漠を南下してラスベガスやロスアンジェルスの水源となるのだ。
これがコロラド川だったのか。川と併走し、雨とドロが混じった水が併走車から跳ね上がる。そのくもり・汚れはウィンド・ウォッシャーを使ってもなかなか落ちない。
コロラド川との併走カーブはすごかった。ドロと雨が混じってフロントガラスに跳ね上がる。ドロと雨の路面。スリップに冷や冷やしながらも、高速コーナーをトラックをかわす。速い車に抜かれる。跳ね上がるドロ水もすさまじい。
写真を撮る余裕はなかった。スリリングでワイルドなドライビングを瞬間瞬間楽しんだ。
地の底を抜け、平たい場所に出た。家と牧場が広がる。ホッとする。Rifle という名前の町。GSに寄った。PM6:30 位で営業時間を過ぎていた!!が、親切に対応してくれた。
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たくましそうな白人のおじさんが、"Speak English ?" 「英語は喋るか?」、"Some speak" 「いくらかは喋る」とガスを入れて支払いをする。店内には白人のお兄さんもいて、2人とも俺を珍しい目で見ていた。
そうだよなぁ。こんな山奥の田舎に、革ジャンを着たアジアンの俺がこんな時間に一人でGSに来ているからなぁ。周りの反応は面白い。アジアンということを驚かれても、逆にそれを楽しんだ。
このGS,ライフルという町名通りライフルが幾つも置いてあった。売り物なのか、飾りなのかは知らない。営業時間外だということと雰囲気的に尋ねづらかったので、ただガスを入れて終わり。写真も撮らなかった。
それでも、営業時間外に対応してくれたのには感謝。GSの向かいの建物が、映画の中の西部劇のような建物だった。観光客らしき人もチラホラ。
コロラド州、ロッキー国立公園やGods Rock や Pikes Peak には行けなかったが、途中吹雪でパニくったり地底の底をドロ水を跳ね上げて走ったりと、I-70 自体がScenic Road (展望ルート)になっていた。そういう指定・看板はないが。あくまで俺の意見で。
そして不思議と、昨夜から湧き上がってきたエネルギーはここを乗り越える為に湧いてきたのだと感じた。雄大で神秘的でもあったロッキー。ここにも赤い岩があった。昨夜から今朝、ロッキーに呼ばれた感覚を味わった。
そして行ってみると、ロッキーに俺は歓迎されていた。そして、その神々しい山々と自分は同じものだと感じた。同じ地球や宇宙の要素なのだと。なぜかは知らない。論理的な証拠もない。ただ、そういう風に感じたのだ。言葉で表すとそう表現するしかない。
また、東へ向かっていた時にグランドキャニオン付近を通った時と、次の1週間でレンタカーを借りてグランドキャニオンに行った時にもこういった不思議な� �覚を感じた。
1時間位走り、GSでトイレ休憩。行ったGSは久しぶりのトラックストップ。7時位で外は結構暗くなっていた。ここでコロラドのジョーク絵はがきを数枚買った。コロラドらしく、水の権利争いや、険しい過疎環境や自然をテーマにしたポストカードだった。
予定ポイントは当分先だ。思ったよりも全然進度が遅い。今日もいつものパターンで、オーバードライブかな・・・。
雨が降ったり止んだり。コロラド州を抜けた。なにもなくなった。Utah(ユタ州)へ。真っ暗で景色は見えない。おそらく、砂漠と山々が広がっているのだろう。気温は0C近い。
西の空、雲の隙間だけが白く見えた。対向車は5〜10分に数台通る程度。同じ方向に走る車は全然いない。
View Area や高速の出口で2,3度休む。目的地はまだ200M 以上先だ。今夜は目的地には着けないだろうが、近づいてはみせるぞ。眠い、疲れた。またこのパターン。
View Area がレストエリアになっており、トイレもごみ箱もある。しかし、手洗いはない。PM 9, 10 時位だろうか。トラックは1,2台駐車しているが、寒くて何もなくて心細い。
ユタの東端は、本当に砂漠と山だけでまっ暗だった。町も通行車両も全然ない。明かりが一切ない・・・。レストエリアの設備も簡素過ぎた。トラックストップの少ないカンザスよりも、ロッキー越えのコロラドよりも、この辺は集落もレストエリアも寂しい。
「こんな所で眠れるかーー」と、自分を奮い立たせる。というか逆切れ。寝起きのホットコーヒーもないし。次の町まであと何マイルあることか・・・。進む。
Green River, Tompson の町を抜け、Salina(ユタ州でもこの名前の町だ。人気がある名前なのだろうか)を目指すが、距離が100M はある。オイオイ・・・自分にも距離にも。途中、GSがあった。だが、そこでは眠る気はしなかった。
まだ走れることと店員の態度が気にくわなかったからだ。そういうトラックストップでは眠れない。朝のホットコーヒーも何もかも不安だ。次の町までは距離があるが、西へ。どうやら俺は懲りない男らしい。
景色が見れず勿体なかった。
パチンパチン。砂埃かな? 遠くに清掃車らしき黄色い光がゆっくり動いているのが見えた。
・・・と思っていたら・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雪が舞った・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・吹雪いた・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・路面にも数センチは雪があぁぁああぁ!!
スノーストーム!!
マジかよおおぉぉ!!< br/>あちゃ〜〜〜。あ〜〜あ、これか〜〜
慌てて減速。わだちの跡を走る。雪の上に赤い跡がある。滑り止めか何かの薬だ。そこを走る。トラックやRV車もハザードを出してゆっくり走る。追い抜く。追い抜かれる。命の危険を感じた。いったいどこまで雪なんだ。
このままでは寝床はないだろうし、スピードダウンのおかげで次の町やレストエリアはかなり遠のく。今日もまた疲れのピークの中を真夜中走行していたら、スノーストームにぶっ飛んだ(笑)。眠くてうつらうつらしていたが、一気に緊張感を取り戻した。
途中、路肩で停車しているトラックやRV,セダン有り。トラックはチェーンを巻いているようだ。俺はそのままゆっくり走る。ノーマルタイヤのはずだったが、以外と滑りはしなかった。ただ、疲れ と緊張のせいか、前に進んでいるよりも後ろに流されているような感覚がした。
吹雪と、雪の路面と、真夜中と、疲れ。ヤッバ。スピードは20-40MPH。車のわだちで追い越しと走行車線が分かる。路肩のラインにタイヤを乗り上げると、デコボコでブーとタイヤの摩擦音。それで道幅の感覚がわかる。雪がなければ、センターラインには反射板がないマイナーロードだ。
雪道を走る間に、開き直って写真を撮ったり数秒間だけ動画撮影をして、こんな状況でも楽しんだ。スノーストームの証拠品だ。ただし、生きて帰ればの話しだが・・・。でも証拠は撮ってやるぞ。
いつの間にか滑り止めをまく車に追いついた。その車の後ろにピタリとつける。これなら安心だ。しばらく行くと、中央分離帯がない所でUターンされて� ��まった。おいいいいぃぃぃっ!!!
しかし、路面には赤い跡があり、すでに薬はまかれていたようだ。ご苦労さん。ゆっくり進む。パトカーが1台追い越していった。おお、警察だ。かなり安心する。心強い。こういった状況。険しく広大なUSでのパトカーは、スピード違反の取り締まりだけではなく何かが起きた時にとても頼りになる。
雪道を抜けた。吹雪も止んだ。追い越し車が速い。それを確認後、凍結やスリップもないとわかり普通のスピードへ戻す。次のGSに駆け込む。サリナだ。どうやらトラックストップ。トイレは少し汚かったが、我慢。
ヒスパニック系の2人が連れうんこしていた。壁越しにぺちゃくちゃスペイン語が聞こえる。おそらく彼らもトラッカーだろう。スノーストームを抜けてきたから、 熱く語っていたのだろうか。
一人が出てきて俺を見て、口を止めた。こんな場所、こんな時間に革ジャンを着たアジアンの俺。周りの反応は、やはり面白い(笑)。
ここはトラックストップとモーテルが1,2軒。それ位しかない。何もない。それでも寝床があって助かる。ワイルド・ターキーを2口あおって、歯磨き。疲れた、おやすみ。
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